鼓腸

明らかな鼓腸、つまり腸内にガスが充満して腹部が膨れている症状を指しますが、このような症状がみられる場合には消化不良や腸内の過剰発酵を示唆している可能性があります。或いは、豆類など特定の食物の摂取による自然な場合もあります。前者なのか後者なのかは見抜く必要がありますが、ポイントとしては一過性のものなのか持続性のものなのかではないでしょうか。鼓腸が続いており、不快そうな様子が続くようであれば食事の変更を検討したり、必要に応じてかかりつけの獣医師を受診した方が良いと思います。この鼓腸という症状は、猫よりも犬にしばしばみられます。中でも身体をあまり動かさない犬に多いと言われています。腹部のふくらみに飼い主が気づく事で発覚するケースもあれば、嘔吐やゴロゴロとお腹が鳴る、下痢、体重減少など他の症状で異変に気付くという事もあるでしょう。前述したように鼓腸の原因の多くは消化不良によるものです。しかしながら稀に重大な胃腸疾患が潜んでいる可能性もある事は頭の片隅にでも置いておいて頂きたいところです。大型犬に多いとされる疾患として、急性胃拡張症・胃捻転・腸捻転などがあげられますが、場合によっては一刻を争うケースもあります。愛犬の様子はよく見てあげましょう。胃腸疾患が原因で鼓腸の症状が起きている場合には、動物病院で適切な治療する事を勧めます。ペットフードに起因する鼓腸である場合のならば、前述したように消化の良いフードや低繊維・低脂肪のフードを選ぶなどしましょう。必要に応じてサプリメントなども上手く取り入れながら獣医師の指導のもとで工夫してみるとよいかもしれません。暴飲暴食による鼓腸であれば、1回の食事の量を減らして回数を増やしてあげましょう。多頭飼いで複数匹犬猫がいるようならば、争って急いで食べている可能性もあります。別々の部屋でごはんをあげる等の工夫をしてみると良いかもしれません。

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